加齢による髪の悩みと言えば薄毛の他に白髪もあると思います。歳をとってからの白髪はカッコよく
もみえるかもしれませんが若いうちの白髪はあまり好まれるものでもないでしょう。
この白髪と薄毛の関係は一体どういうものなのでしょうか?
白髪が多い人はハゲにくい?
年配の方の話は置いといて、若い年齢の割に白髪が多い人が周りの知り合いなどにいる人はわかるか もしれませんがそういう人って薄毛じゃない人が多いと思いませんか?
例えば「白髪 有名人」などで検索してもらえるとわかるのですが白髪の人っていわゆる薄毛じゃな い人が多いと思うんです。私の周りの人でもそういった人達が多いです。
ということは白髪=薄毛とは考えにくいですから白髪と薄毛の原因は違うということになると思います。
白髪になってしまうメカニズムとは
そもそも私たちの毛というのは元々は「白髪」なのです。その白い毛が成長する過程でメラノサイトという色素細胞がつき黒い毛になり伸びてくるわけです。
このメラノサイト、すまわちメラニンを作る機能が弱まってしまうために白髪が黒く着色されないまま生えてきてしまいます。
原因としては老化による細胞の劣化や栄養不足など様々な要因が挙げられます。
白髪と薄毛の共通の原因もある
白髪と薄毛の原因はまったく違うものなのかとも思いがちですが共通する原因もあります。
ストレス
よく苦労している人は白髪が増えるなんてことを言いますがストレスも多きな原因になります。
ストレスを感じることによるホルモンバランスの崩れや血行不良によって頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなってしまいます。
栄養不足
食は体をつくるものですから偏った食生活、栄養不足は体の様々な箇所に影響を及ぼします。
特にメラニン色素を生成するミネラルや老化防止にもなるビタミン類、アミノ酸の1種であるチロシン、亜鉛などの栄養素が効果的で食事でとることが難しいのであればサプリメントを摂取するものおすすめです。
遺伝
これも薄毛の原因と考えられているものですが白髪にも関連しているでしょう。
はっきりとした根拠などはないと言われていますがやはり無関係とは言えないと思います。
「白髪の人はハゲる心配をしなくていい!」とは言えないがやはり薄毛になりにくいと思う
このように白髪と薄毛の原因にはたしかに共通点があるように見えます。
ですが薄毛だから白髪になりやすい、白髪が多いから薄毛になりやすいという単純なことではないと思います。
少なくとも私がこれまで見てきた中ではやはり白髪が多い人で薄毛だという人はあまりいないように思います。
しかし白髪を隠そうと白髪染めを行いそのせいで頭皮の環境が悪化して薄毛が進行してしまうなんてこともありえることですので注意が必要になります。