塩分の撮りすぎと聞くと高血圧などを思い浮かべるかもしれませんが薄毛の原因にもなってしまうというのはご存知でしょうか?
自分でも日頃から乱れた食生活を送っていると心当たりのある方は見直すチャンスです。
塩分が抜け毛につながる理由
動脈硬化のリスクが高まり血流が悪くなる
塩分の摂りすぎによる症状として動脈硬化があります。動脈硬化は血管自体が狭くなってしまったり詰まってしまうのですがそうなってしまうと当然血の流れが悪くなってしまい血行不良にもつながり髪に十分な栄養を送れなくなってしまいます。
それだけなく動脈硬化には心筋梗塞などの病気につながるために日頃から塩分の撮りすぎには気を付けなければいけません。
IGF-1(インスリン様成長因子)の減少
IGF-1には髪の毛が作り出される毛母細胞に刺激を与え活発化させてくれる働きがあります。そのため健康な髪を作り出すには非常に重要な役割を果たしているのですがその物質はCGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質が毛乳頭細胞に到達することで作り出されます。
CGRPは知覚神経に刺激が伝わることで放出されるのですが過度な塩分による刺激は逆にCGRPを出し尽くしてしまうと言われています。
その結果必要なIGF-1を作ることができなくなってしまい髪の成長のサポートができないというわけです。
体に良いとされている栄養なども取り過ぎては逆効果になってしまうと言いますがそれと似たようなことですね。
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IGF-1(インスリン様成長因子)を増やして育毛促進
「IGF-1(インスリン様成長因子)」と言われてもなんのことかさっぱりわからないと思いますがこの物質は育毛に関して非常に重要な役割を担っているまさに鍵を握る物質と言われています。 IGF-1が髪に与え ...
日本人は塩分を摂りすぎ?
日本人と言えば和食。和食と言えば体に良い食べ物というイメージはないでしょうか?たしかにそうなのですが和食には実は多くの塩分が含まれています。
実は世界保健機関(WHO)が定めている食塩摂取目標は1日5グラム程度とされているのですが日本の厚生労働省が定められている食塩摂取目標は男性だと8グラム、女性だと7グラムになっています。
つまり日本人は塩分の摂取量が高めに設定されているということです。ほんの数グラムかと思うかもしれませんが日々の積み重ねになるとかなりの差になってきますね。
しかも食塩摂取目標とは裏腹に実際に日本人は10~15グラム以上は摂取してしまっているというデータもあり日本人は他の国の人に比べて意外と塩分を取り過ぎてしまっているようです。
コンビニやインスタント中心の生活をしている人は注意
独身で一人暮らしともなればなかなか自炊をする機会もなく外食やコンビニ弁当などで済ませている人もいるので多いのではないでしょうか?
また仕事が忙しく作業をやりつつすぐに食べることのできるインスタント食品を昼食にいつも食べているという人も決して少なくないはずです。
そういった食生活を続けているとどうしても塩分や糖質、脂質などを過剰に摂ってしまいますしそうなると抜け毛だけでなく他の病気にも悩まなければいけなくなってしまいかねません。
私も職場の関係でコンビニ弁当ばかりを食べていた時期はこれまでの人生で一番というくらいに太っていましたし、かなり脂っぽい肌質になってしまっていました。
毎日自炊しバランスの取れた食事を作る自信がある人は良いですがそれなりに大変なことですので例えば不規則な食事が続いてしまっているなと思ったら野菜中心の食事で一日過ごしたりフルーツなどを積極的に摂りバランスを取るような日を作ってあげるなどしてみてはいかがでしょうか。